月別アーカイブ: 6月 2020

<著書紹介>とうがらしの世界 松島 憲一(園農H3)

2014年の総会にて「トウガラシの育種と在来品種の保全-トウガラシによる地域活性化-」の講演を頂いた、農学部准教授 松島憲一先生が7月10日に本を出版されるとのことですのでご紹介いたします。

いつ、日本に伝わったのか? なぜ、辛いのか?
辛いししとうと、辛くないししとうの違いとは?
ダイエットの効果はあるのか? 
「辛い」というよりも「臭い」ハバネロ、「ネズミの糞」の名を持つ激辛種・・・。
知れば知るほど汗が出る。科学と食文化の両面から、世界のトウガラシを挟み撃つ、刺激的な「食の教養」!
第一部では、食用トウガラシの起源から、たくさんの種類、辛さの秘密、トウガラシでのダイエットまで、「トウガラシの基礎知識」を解説。
第二部は、トウガラシの故郷・中南米のハバネロに代表される激辛料理に始まり、スペイン、イタリア、東欧などのヨーロッパの郷土料理、さらにアフリカ、インド、タイ、中国、韓国・・・などなど、「世界一周トウガラシ紀行」。そして、実は豊かな日本の「唐辛子文化」を京都、信州はじめ各地に訪れる。

同窓生、先生方の著書情報お寄せください。

<同窓生紹介>小島 理恵さん(森H7)

昨年の東京同窓会で講演いただいた小島さんが朝日新聞で紹介されました。

本記事につきましては、朝日新聞社に無断で転載することを禁じられております。ご注意ください。

朝日新聞社 承諾番号20-2363

信濃の国

歌詞(長野県HPへ飛びます)

動画

旧制松本高等学校思誠寮歌『春寂寥(はるせきりょう)』

春寂寥(大正九年)

作詞 吉田実
作曲 浜徳太郎

【春寂寥 口上】
富貴名門の子女に恋するを
純情の恋いと誰が言ふ。
路頭に迷える女性に恋するを
不情の恋いと誰が言ふ。
泣いて笑って風月月下の酒場に
媚を売る女性の中にも
水蓮の如き純情あり
風吹かば風吹くが良し
雨降らば雨降れば良し
酒は飲むべし百薬の長
女は抱くべしこれ人生無常の快楽
妖色美人の膝枕に快楽の一夜明くれば
夢もなし 又、金もなし
いざ歌わん 春寂寥の歌
eins zwei drei

【一】
春寂寥の洛陽に 昔を偲ぶ唐人の
傷める心今日は我 小さき胸に懐きつつ
木の花陰にさすらへば あはれ悲し逝く春の
一片毎に落る涙

【二】
岸辺の緑夏木立 榎葉陰のまどろみに
夕暮れさそふ蜩の 果敢なき運命呪ひては
命の流れ影あせて あはれ淋し水の面に
黄昏そむる雲の色

【三】
秋揺落の風立ちて 今宵は結ぶ露の夢
さめては清し窓の月 光をこふる虫の声
一息毎に巡り行く あはれ寒し村時雨
落ち葉の心人知るや

【四】
嵐は山に落ち果てぬ 静けき夜半の雪崩れ
榾の火赫くさゆらげば
身を打ち寄する白壁に 冬を昨日の春の色
あわれ床し友どちが あかぬまどゐのもの語り

http://shindaishiseiryo.web.fc2.com/ryouka.html#harusekiryou より)